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キャンプツーリングに必要な装備と持ち物リスト vol.1

キャンプツーリングに必要な装備と持ち物

キャンプツーリングは、バイクでの旅とキャンプを組み合わせたアウトドア活動で、自由度と冒険心を満たしてくれる魅力的なスタイルです。しかし、限られた積載スペースの中で必要な装備を揃えることは、初心者にとって少々ハードルが高いかもしれません。そこで今回は、キャンプツーリングに必要な装備と持ち物を、詳細かつ正確にご紹介します。これを参考に、快適で安全なキャンプツーリングを始めてみましょう。

寝泊まりに必要な装備

テント

キャンプツーリングの宿泊先となるテントは、軽量でコンパクト、かつ設営と撤収が容易なものが理想的です。1人用よりも2人用のテントを選ぶと、荷物を室内に置くスペースが確保でき、快適性が向上します。また、前室(ベスティビュール)があるタイプは、靴や調理器具を置くスペースとして便利です。具体的には、コールマンの「ツーリングドームST」や、DODの「ライダーズタンデムテント」などが人気です。

グランドシートとペグ

テントの下に敷くグランドシートは、地面からの湿気や冷気を防ぎ、テント底面の保護にも役立ちます。テントのサイズに合ったものを選び、はみ出す部分は折り込んで使用しましょう。ペグは、テントを固定するための重要なアイテムです。付属のペグがプラスチックやアルミ製の場合、硬い地面では曲がったり折れたりすることがあります。そのため、鉄製や鍛造のペグに替えると安心です。スノーピークの「ソリッドステーク」や、エリッゼステークの鍛造ペグが信頼性で定評があります。

スリーピングマット

快適な睡眠を確保するためには、スリーピングマットが欠かせません。インフレータブルマットは、空気を入れることでクッション性が高まり、収納時にはコンパクトになるため、キャンプツーリングに適しています。シートゥーサミットの「キャンプマットS.I.」などが、軽量で持ち運びやすくおすすめです。

寝袋(シュラフ)

季節や気温に応じた寝袋を選ぶことが重要です。春から秋にかけては、コンパクトに収納できるダウン(羽毛)素材の寝袋が適しています。冬季には、保温性の高いものを選びましょう。収納時には、畳まずに押し込むようにすると、ダウンの偏りを防ぎ、長持ちします。

調理と食事に必要な装備

バーナーとクッカー

キャンプでの調理には、コンパクトなバーナーとクッカーが便利です。シングルバーナーは、持ち運びやすく、燃料も手に入りやすいカセットガス式が一般的です。クッカーは、鍋やフライパンがセットになったものが多く、スタッキング(重ねて収納)できるタイプが省スペースでおすすめです。

カトラリーと食器

軽量で耐久性のある素材のカトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン)や食器を選びましょう。スタッキング可能なデザインや、折りたたみ式のものは、収納スペースを節約できます。

ランタンとヘッドライト

夜間の照明として、ランタンとヘッドライトは必需品です。ランタンは、テント内や食事中の照明として使用し、ヘッドライトは手元を照らす際に便利です。最近では、充電式のLEDランタンが主流で、軽量かつ明るさも十分です。ヘッドライトも、明るさやバッテリーの持ちを考慮して選びましょう。

快適性を高める装備

チェアとテーブル

キャンプサイトでのリラックスタイムには、チェアとテーブルがあると快適です。軽量で折りたたみ可能なものを選ぶと、持ち運びやすく、設営も簡単です。ロースタイルのチェアとテーブルは、安定性があり、収納時もコンパクトになります。

焚き火台

焚き火を楽しむためには、焚き火台が必要です。直火が禁止されているキャンプ場も多いため、持ち運び可能な焚き火台を用意しましょう。軽量で組み立てが簡単なものが便利です。

サンダル

キャンプ場では、バイク用のブーツから履き替えられるサンダルがあると便利です。リラックスできるだけでなく、テント内やちょっとした移動時にも重宝します。